19VSゆず


っていっても別に2組を喧嘩させようとかそういう企画ではございません(あたりめーだ)。
19とゆずって、ちょうど全盛時代もかぶってたし(←もちろんゆずは今でも輝いているけど、出てきたばかりの話題性という点で)あの頃の音楽雑誌ではたいていこの2組のページが続いていたりして、
なんか邦楽界の存在的にもかぶっているかの様な印象がありませんでしたか?
確かにジャンル的にはネオフォーク♪
ギターを携えて青春を歌う若者2人ってところも同じですよ。でもよく考えてごらんなさい?(←何様?)
2組のキャラも外見も曲調も全然違いますよね!

でもこれはファンだからこそ、よく見てよく聴いてるからこそ明確な違いを感じられるのかもしれないです。
つまり極端に言うと、年配の方から見たらギター弾いて歌ってる2人組は皆同じに見えるっていう感じですね。

そこで気を取り直して(笑)、(当時の)19とゆずの違いを分析してみました!
果敢にもこの2組を比べるというタブーに挑んでみました!笑(まあ片方はもういないしいいよねっ☆)

@キャラ・外見の印象
もうここからいきなり大きな違いがありますよね。
デビュー当初の2組を思い出してみましょう。
まず19は、完全に派手でした、笑。
若さを生かして出来る限りの恰好をやりつくしていましたね。
2人共カラフルでおしゃれでCDジャケットは人気イラストレーターの326、
曲自体もやわらかい感じのかわいらしいものが多く、どちらかというと女の子の方が好みそうなイメージです。
それなのになぜか2人共ギラギラしていなくて、たまに出演するTV番組ではTV慣れしてなさを大いに突っ込まれて素朴さを前面に出しています。
喋らせてみるとその純粋さに、見た目とのギャップで好感度も本人達の知らぬ間に上がっていたことと思います。
けんじとか、ボケ役はケイゴに任せてガーっと前へ前へ出てってお調子者キャラになってしまえばまた面白かったのに・・・笑。

一方、ゆずはというと完全に自然体でしたね。
あの
飾らなさ、爽やかさ、清潔感。
すごくいい意味で若さを生かしてました。
悠仁は髪型変えるの大好きだけど岩ちゃんがずっと変わらず黒髪のせいか、
いつまでたっても
素朴で清潔なイメージ。
恰好も19と反対にだいぶシンプルなんですけど、それがまたカッコイイんですよね(でも私が思うに、ゆずは2人共TVやライブの衣装は割りと質素にしてるけどプライベートは普通にオシャレな気がする)。
たぶんゆずは同性から見ても素直になんかかっこいいな〜的な存在だと思います。
2人はめちゃくちゃ饒舌で面白いんですけど、最初はだいぶ猫かぶってるんですよね。
ってまあ若手ってことを考慮して大人しくしてるんですけどね。偉いですね。
悠仁は実はスタイルが良くて顔もきれいなのに完全にヨゴレなのがウケます(・・・え・・・そう思ってるの私だけ・・・?)。

まとめ
19・・・カラフル
ゆず・・・とにかくサワヤカ!


A曲風・歌い方
ゆずからいってみましょう。
底抜けに明るいフォークソングでこの世界に飛び込んできたのがゆずです。
過去のフォークって悲壮感の漂う哀しげなものとか静かなちっちゃい声で歌う感じのものが多かったですよね。
そこが、ゆずがネオフォークと呼ばれる所以だと思います。
私ゆずの何が好きかって、あの元気いっぱいの大口開けた楽しそ〜♪な歌いっプリです。
けれどね、岩ちゃんの作るような少し切ない曲はもろフォークなんですよ(悠仁はガーッと叫ぶ明るい曲、岩ちゃんはギターを生かした切ない曲が多いですよね。それぞれものすごく良さがあって好きですけど)。
そして岩ちゃんの歌声も、年配の人も思わず懐かしくなるようなレトロな声(←誉めてます)だと思うんですよ。
って若者の私が言うのもおかしいんですけど。
あの声域の限界を超えた高音は芸術です。しかも普通に低くも歌えるからスゴイ。

19はというと、ゆずがもう恰好からフォークフォークしているのに比べ、

「この子たちが感動させる歌を歌えるの?」
とハラハラしつつ、
やはりロックでもパンクでもヘビメタでもなく(←ちょっと無理矢理)フォークなんですよね。
しかもやはり、吉田拓郎さんとか過去の歌い手の影響も存分に見られつつ、何か新しいんですよ。
19から感じる”ネオフォークさ”はやっぱり、2人の異なった声質のハーモニーだと思います。

19は当時、私の周りの人も言ってたけど、歌が下手とかってよく言われてました、笑。
でも、
歌が上手い歌手が売れるわけではないと思います。
その人の声や歌い方や曲風や歌詞
が総合的に結果として聴く人の心を動かすかどうかなんですよね。

かに声量が足りなかったり音程が不安定な時もあるけど、
私は19が歌下手だなんて思ったことは1度もありません。
むしろハモりならだんぜん19の方が好き。
っていうか19のハモりに魅了されてファンになったみたいなもんなので。
だからほら、歌を上手く感じるかへたくそに感じるかも、人それぞれ違ってあたりまえ。
音楽は絵画と一緒ですよ。自分にしか分からない感性がある。

ゆずはハモりというより、2人のかけあいが聴いていても歌ってみても気持ちいいです。
それに、けんじはいつも舟を漕いでおり(笑)、「なんで歌ってる時泣きそうなの?」って(私が)聞かれたりしたけど、
あれは別にパフォーマンスとしてではなくなんだと思います。
舟を漕いでリズムをとると歌いやすいからやってるだけであって、
(特にけんじは)曲に感情移入しまくっちゃうから全身全霊で歌うと泣きそうな顔になっちゃうだけだと思います。


19はだんだん曲風が変わっていきましたが、最初の頃の曲を対象に考えますと、あたたかいですね。
すっごくあたたかいです。
326の詩は悲しく切ないんですけど結局は前向きで、その詩に19の曲と2人のハーモニーが加わって、
まさに
中学生・高校生位の青春真っ只中の少年や青年達のストライクゾーンだったと思います。
超自然体ありのままで飛び出してきたゆずに対し、
少し遅れて登場した19の方はなんというか・・・メッセージ色が濃かったです。
だから逆にどうしても幅広い年齢層からうけそうな感じではなかったんですよね、正直。

まとめ
19・・・若い世代の心に突き刺さる青春ソング
ゆず・・・昔のままなのに新世代のフォーク


BPV(プロモーションビデオ)
19はたびたび知らない人物が出演します。しかもかなりの量で。
ぶっちゃけ、ファンとしてはけんじとケイゴが見たいですね。
しかもこの2人は演技が下手なので(笑)曲ごとに無理な設定を作らずに
自然体で話したり笑ったりしてる場面とか、ギター弾いてるところでいいと思います。
とにかく2人の歌う姿がもっと欲しい。
「すべてへ」の部屋で2人でギター弾いてるっていうああいう感じで。
あれだってすごく良かったのに一瞬でしたもの・・・暗。
ついでに更に深く語っておきますと、
私の好きな19PVベスト3

1位 「すべてへ」(ギターを弾くケイゴのアップにやられたから)
2位 「足跡」(なんか意味深で考えさせられるから)
3位 「背景ロマン」(2人のコスチュームとけんじの髪型が好き)


です。で、嫌いなPVは・・・・・・
ウソです。あっても言えません。
ていうかぶっちゃけ「すべてへ」と「足跡」以外は1曲を通して気に入ってるPVはありません。←うわ、ぶっちゃけやがった!

逆にゆずはというと今なお2人でギター持って並んでいます。
必ずそうだよね。そしてジャカジャカ歌っててその合間に別で撮った映像を入れるって感じですよね。
そう、ファンにとってはこんな感じで十分なのに・・・(なのに19は・・・笑)。
でももしかしたらゆずファンの方はこういったスタイルに飽きているかもしれないので、
たまには2人の演技力が光る(ゆずはノリノリだからな・・・)ストーリー仕立てのPVでもいいかもしれません。
「恋の歌謡日」はやりすぎですけど。笑
すっごく余談ですが、ゆずの話をしていたら男友達に真顔で「ゆず、ホモだよ。」って言われたことがあって(爆笑)、
最近ゆずのPV見ながら思ったんですけど、ゆずがデキてるって半ば本気で疑われたりするのって、PVのせいだと思います。実際仲いいってのも確かにあるとは思いますけど。
PVといったらやはりその曲にあったシチュエーションを背景に、なんとなく歌詞にそったような内容でストーリーが進んでいきますよね。
ゆずの場合、他の役者を入れずに全て2人で演じきっちゃっているのが逆にアダになってしまったんですよ。
具体的に言うと
「夏色」で2人で自転車に乗っちゃったのがいけないんですよ。「サヨナラバス」で2人でバスに乗ったりバスを待ったりしちゃったのがいけないんですよ。「センチメンタル」で2人で旅しちゃったのがいけないんですよ。(←でもこれはあえて男の友情として撮ったらしいのでいいと思います)
しかも2人共本当に笑顔で仲良さそうだから、普通に見てたら微笑ましいだけなんですけど、
歌をよく聴いてるとやっぱ男女の恋愛っぽいじゃないですか。
だから2人がデキてるように見えてくるだけなんですよ。
そんでもってリーダー北川の女装癖。はい、コレ重要!テストに出ます。
彼が女装するという事は必然的に岩沢さんが相手の男役になってしまうわけで。
北川さんが女装を重ねる度に2人は恋人同士を演じなければならないわけで。
つまり見てる方としては自然と2人がデキてるイメージが植えつけられてしまっているわけで。
っていうか、これ、ゆず自身が悪いんじゃ・・・。笑

だからまあ、結論を言うと、ゆずはホモじゃありません。(←テーマ変わっちゃってるよ!)
ちなみに
私の好きなゆずのPV(曲は関係なくあくまでも映像として見て)ベスト3

1位 「いつか」(北海道の青い空と白い雪が綺麗すぎるから)
2位 「恋の歌謡日」(悠仁の女装が普通に私より可愛いから)
3位 「夏色」(2人の歌いっぷりが若くてかわいいから)


まとめ

19・・・19の2人以外の者の出演率が高い
ゆず・・・いつも2人並んで仲良く弾き語り

最後に、私にとっての19とゆずの決定的な違い
それは、(双方の音楽を聴いていてふと気付いたのですが)
ゆずの曲は電車内でも思わず一緒に口ずさんでしまいそうなほど(←ホント迷惑だから)

一緒に歌いたい歌であるのに対し、
19は元々、2人の声とそのハーモニーにホレてファンになったので、
一緒に歌うというよりは
じっくり聴きたい歌であるということです。
けんじ・ケイゴの声自体を楽しみたいんですよね。
一緒に歌っちゃうと自分のアホ声で聞こえないから。笑

第一回の語り場はこんな感じです。
19とゆず、それぞれの魅力をもっともっと細かく語りたかったんですけどうまく言葉にできませんでした・・・。
2組を比べてあら探しするわけではなく、大好きだからこそ比較してみたっていうのをわかってもらえたら嬉しいです。




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