忘れもしない、私が高3だった冬の終わり
毎週聴いていた19のラジオをいつもどおり聴いていて、それを知った。

「3月いっぱいで解散」

魂が飛ぶってこういうことを言うんですね。
私はラジオの前でしばらく放心状態。
どうしても信じられず、けんじの悪い冗談だろうなんて思いもしましたが、
どうやらそれは嘘でも冗談でもないと気が付いた時
私は2度と19として活躍する2人を見れなくなる恐怖と、
19として2人が紡ぎ出すメロディを2度と聴けないという悲しみに襲われました。

私が19ファンであることを知っていた友達は、仲が悪かったんじゃないか、とか、
なんやかんやいいかげんなことを言っていましたが、
19の解散理由は、純粋に”2人の曲風の違い”であると私は思ってます。
だって、明らかに2人の曲風は違ったし。
実際、別れてからの2人が作るそれぞれの歌は180℃タイプの違うものだった。
けんじはこういう曲を求めていて
ケイゴはこういう曲を作りたかったんだなあ、と改めて思い知らされるような。
2人でうまくやっていきたいけど、相手の作風は自分とは合わないし、
かといってここで引いたら自分の作風を出せずに納得のいかないまま終わってしまう・・・
そんな風に、19は19で本当に悩んだんだと思います。
絶対、悩んだだろうなあ・・・。

後日、19の公式HPを見ました。
19が”個”として求めるもの。
解散理由は、19が嫌になったんじゃなくて、19の枠に収まりきらなくなったから。
2人は心から歌が好きなんだ。音楽を愛してるんだ。
ファンにとっては納得がいかないかもしれないし、
実際私も、19が解散したという現実を認めるのに時間がかかりました。
けれど、この”解散”は、2人の終わりではなく、始まりと思いたい。

しかし、今まで19が生み出してきた音楽は一生残り、
決して私達の記憶から消えることはないのです。
19が解散しようと、私達が19の曲を聴き続け、歌い続け、忘れない限り、
19は確実に未だ存在するも同然なのです。
そうですよね?
だから、私は今でも19が好きだし、19の曲が好きだし、死ぬまで聴き続ける確信があるので
私の中にはまだ19は19として存在してるんです。
それは、この日本中で、絶対に私だけではないはず。
19は永遠に不滅であるファンは、沢山いるはず。


けんじ
現在、”3B LAB.☆S”のボーカルとして活躍中。

ケイゴ
現在、”岩瀬敬吾”としてソロで活躍中。







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